いつまで続くかわからないが、TV関連のネタは
この「エピガイ」に書くことにした。
で、今回。
CS局のチャンネルNECOで、流星人間ゾーンが始まった。
意外だったのは、この番組CS初登場だったんだね。
何周かしてると思った。
表題のエピソードは、流星人間ゾーンの売りの一つであった
東宝怪獣の王様ゴジラが登場する回である。
結果、怪獣に助けられるヒーローという、歪んだ構造を生み出したんである。
この番組は1973年の制作なので、大看板のウルトラマンタロウや仮面ライダーV3
(魔神ハンターミツルギやアイアンキングもこの年です。)
アニメで言えばキャシャーンなんかと競合したわけである。
となれば、怪獣映画で勇名を馳せる東宝としてはゴジラ登場で
一気に出し抜けと思ったのだろうが、さにあらず。
(東宝が久しぶりに制作した電脳警察サイバーコップがスタートする際
「やばくなったらゴジラ出すんと違うか?」という空気があったのは否定しない。)
世の中とはうまくいかないもので、番組は26回で終わっている。
ゴジラ自体もこの時期には”正義の怪獣”として自分の立ち位置を
見誤っている時期であり、ちょうどゴジラ対メガロが公開された年である。
パンチパンチパンチ。
ま、力業で押さえれば皆が何かを間違ってきたときにできてしまった
あだ花って事で。