せっかく、「アキバ発〜」というキャッチがついてるので
アキバコラム的なことを書いておく。
駅前にでかいビルがボンボンと建って、街の構図が変わり
”秋葉原ITタウン計画”などという役人肝いりの恥ずかしい
プロジェクトがメルクマールに達しようとしている。
しかし秋葉原がITの街という発想自体が古いと思わないのか?
アキバという街は、サブカルと規定されるジャンルにおける
決して小さくないパイを握っているのだと思う。
だから、家電・パソコンの街からゲーセン・同人系書店・トイショップ
などが進出してきたのも当然だと思う。
アキバは街の存在がサブカルという空気で呼吸しているのだ。
駅前にでかいビルが出来たのは、税金が使われた以上いささか
業腹ながら許容しよう。
アキバがアキバ的な存在としてアピールするためには、
あきばお〜などのショップが点在するエリア
(俺は便宜上、裏アキバと呼んでいる)
に、香港や台湾のような露天ストリートを作り終夜営業させるのである。
当然、パソコンの部品等を中心に玩具・AV・いかがわしいDVD
なんかを販売するのだ。
そうすれば、必然的に飲食系の露天も増えるだろう。
当然、通貨特区(これは街全体だが)にして米ドル・ユーロ・人民元
は使えるようにする。
終夜営業での街歩きが可能となれば、海外のツアー客が呼べる。
kabukichoと並ぶ東京のワンダータウンakihabaraでの終夜営業は
観光の目玉になるはずだ。
さっき露天と書いたが当然ビルの営業もオッケー。
露天の権利は都が仕切ればいいのだし、露天商や両替商、
交通整備員等の雇用が発生する。
役人が大きく見落としてる点は、アキバや歌舞伎町が観光資源である
ということだ。
新しくそびえるビルの麓で、終夜繰り返される巨大な縁日。
アキバのイメージにピッタリだと思うのだが。