母が、自らのルーツを探る旅から帰ってきた。
大連の旧日本人街で、ボンヤリと記憶に残っていた
家が発見できたことを、興奮気味に語っていたんだが
俺なんかは二0三高地の写真みて「防人の詩、合唱した?」
等と言ってたんだが、写真を見てて目に留まったのは、
満鉄の誇る、超特急あじあ号だ。
ツアーパンフのあじあ号は塗装が剥がれて、錆が浮いてたりして
みすぼらしかったのだが、今は民間会社が買い取り、リニューアルしたようだ。
デビューから引退までわずか9年。
世が世なら、もっと走ったんだろうな。

瀋陽にも、あじあ号とは書いてないけど同系の車両が
展示してるんだね。

亡くなったじいちゃんは、あじあ号の話はしなかったな。
してたのかもしれんが、嘉義農林の話のほうが印象に残ってるんだろうな。
これは、俺が鉄じゃないからだな。
「ポピニカ あじあ号」とか出てれば、また違うんだろうけど。