女優黒田福美の「ソウルマイハート」の続編である。
前作は無名女優だった彼女が、韓国に興味を持ち、
韓国を伝えたいという、思いを悪戦苦闘しながら実現していく
過程(それが、最強のソウルガイド「ソウルの達人」の刊行へとつながる)
が描かれていたが、今作はその後、女優としての地位を確立しながらも
オリンピックに沸くソウルを伝えたいと奮闘する姿、阪神大震災で被災
した長田の商店街を活性化させる、一策を講じる過程が描かれている。
その後の、ワールドカップにからむ、事柄などは次作「ソウルマイデイズ」
に詳しいが、あえて、中間的ポジションである本作を扱ったのには意味
がある。

著者は、黒田福美である。
黒田福美といえば電撃戦隊チェンジマンの女王アハメスだ。
電撃戦隊の基地とともに果てる最期は壮絶だった。
正直それ以外、浮かばない。
本作では、大河ドラマの端役を経て、伊丹十三監督の映画「タンポポ」に
出演するまでの経過の中で、チェンジマンについても触れられている。
しかも、わずか十数行というのに、東映提供のアハメスの図版まで!!
大河と、タンポポは図版無しなので、これは破格の扱いではないか!!
チェンジマン好きの俺としては、非常にうれしい。
しかし、著者のが小さく間違っているところがある。
「猫のような耳のついた.....」というくだりがあるのだが、
アハメスのイメージは妖狐ですぜ。
劇中でも副官ブーバに言われてたんだがな「あの女狐め!!」って。