1人ビューイング用に準備した、フラ印のポテチは開けなかった。
正式に書くと開けてる場合じゃなかった。
タンブラーにい入れたコカコーラゼロも、殆ど減ってない。
TVを凝視し、ツイッターへ投稿しを繰り返してからそんな時間は
無かったのだ。
34-32というスコアが逆だったとしたら善戦したなと思う以上に、
「南アフリカの奴ら手ぇ抜きやがって」と思ったはずだ。
まぎれもなく、日本が34-32で南アフリカを倒したのだ。
南アフリカはW杯最高勝率を誇るチーム。
かたや日本は最低勝率チーム、だって1勝しかしてないし
20年前には145-17でNZに大惨敗たのである。
1勝したのはその前の大会だから24年前になる。

前日、ボーナスが取れたらめっけもんと言っていた俺ではあるが
日本代表たちはそんな事を吹っ飛ばす結果を出した。
それも、南アフリカ相手に取って取られての展開の末にラスト1プレーからの
トライで決めたのだ。
夜中だったけど、隣室で寝てた親が飛び起きる位の声が出たよ。
21世紀における、スポーツシーン最大のアップセット。
もうじきあの興奮から一晩が過ぎようとしてるけど、まだ興奮は冷めない...