単行本で気になっていたこの本、この度文庫になったという事で購入。
面白すぎて、一気に読んじゃった。
永田ラッパと言われた、永田雅一オーナーがパリーグ会長に就任した際に鳴らした
文字通りのラッパから、誕生した高橋ユニオンズ。
チームが存在したのはわずか3年。
2年目こそトンボ鉛筆のスポンサードを受けたが、1年目と3年目は完全に
個人経営のチームだったのである。
新興チームであるが故に、選手たちも盛りが過ぎたり若いけど他球団では
オーヴァー出来なかった男たちの寄せ集め。
それでも必死にプレーするのである。
チームが消滅したのは4年目のシーズンを迎えた、キャンプ中というのが
今の感覚ではありえない。

あの当時、あの時代のパリーグだから失敗したけれども
エリアも北海道から九州まで広がっている今ならば、永田ラッパの理想だった8球団制に
トライする価値はあると思う。
(ただし、8球団制をセリーグに合わせた6球団制にすべき!と言い張ったのも永田ラッパ)
縮小均衡よりも拡大均衡のほうが良い。

たった3年、それでもユニオンズの選手たちが流した汗や野球への情熱は、他のチームと変わらない