毎月1日は映画サーヴィスデーであるが、
俺が行くのは映画館ではなくEXシアター六本木。
東京国際映画祭のプログラムである「日本映画クラッシックス」である
「キングコング対ゴジラ 4Kデジタルリマスター完全版」を観るのだ。

平日夕方の17:00開始と言う事で、半休を取って都会の六本木へ繰り出す。
先ずは六本木ヒルズの空想脅威展


ガメラも良いけど、ゴッドネロスも良いよ。
スカイデッキに設えられた会場は、デッキに来た人は誰でも見る事ができる。
なので、俺が必死にガメラを撮っている姿を白人の少女が不思議そうに眺めるのは
仕方のないことである。
展示物をじっくり見て、年表とかもしっかり読んで撮影してとかしてたら、結構時間がかかった。
夏に横浜でやった大ゴジラ特撮王国展と併せて写真はここで公開してる。

入場の時点では天候不順でクローズされてた屋上すなわち東京シティビューが、
空想脅威展を見てる間に解放されたので上がる。
俺の持ってたチケットは幸運にも屋上のチケットがセットだったのだ。
だけど、殆どモヤっててあんまり楽しくなかった。

EXシアターで入場待ちの間、ヤマハのエレクトーンから奏でられる前前前世。
で、ゴジラのテーマの演奏には行った所で、入場。

今日は俺みたいに日本映画専門チャンネルの招待で当たった客と
一部チケットが発売されてたんだけど、発売日にチケットの販売サイトがダウンしたこともあり
100%満員とはいかなった。
それでも平日の夕方を考えれば十分な入りである。

オープニングはフジテレビの笠井アナウンサーの司会でスタート。
「私は、ゴジラ映画最多出演(4本)アナウンサーなんですけど、会社が東宝に出した条件は
死なない事だったんですね。実況しながら死んでこそゴジラのアナウンサーなんですけどね...」
つかみは十分。

遂に、本編。

これまで、俺が観た「キンゴジ」はなんだったのか....。
なによりも、色が鮮やかだ。
実際に生きたタコを使った、大ダコやビフテキの質感や、
暗くてはっきりしなかった東北本線のシーンなんかもバッチリ。
特に、キングコングの体色やゴジラの背びれの色などは、これまでとは
明らかに違う色だった。
そして、なによりも50年以上過ぎても全く面白さの変わらないこの作品の凄さ。

上映後はゲストに中野昭慶監督と映画評論家の町山智弘氏を迎えてのトークショー。
順不同で抜粋すると。

・有島一郎をキャスティングしたのはコメディーをわかってる人だから

・タコを生簀ごと購入して、撮影後に泊ってた宿の調理場に「使って下さい」と寄贈したら
 食事が2日間タコずくしに

・ゴジラのスーツアクターだった中島春雄氏は「ゴジラが上だったんだからゴジラの勝ち」と

・ラストのゴジラとコングが同体で海に落ちるシーンでは、ゴジラの尻尾が先に落ちるので
 当時助手だった中野監督は、尻尾を持ってタイミングを合わせて手放す作業をした

・TV放送開始から5年弱の時期ですでに、視聴率とかスポンサーの意向が大きく影響してる

・南極の氷塊の中にいるゴジラを撮るのに、スタジオの両端に柱を立てて
 ワイヤーを渡して撮影した。その時の揺れが空撮してるような感じになる。
 だから、当時ドローンがあればね...

上映後には中野監督との握手会。
四半世紀以上ぶりに握手をして頂いた。

実に満たされた1日である