先日、漫画家の徳光康之先生が俺の事をフォローして下さった。
俺が以前にしたツイートで先生の著書である「濃爆おたく先生」のセリフ
を引用した事に気がついてくれて、フォローしてくれたようだ。

俺は名のある人を片っ端からフォローしてあわよくばフォロー返ししてもらおうとも
思ってないし、そういう人のツイートを引用するだけのRTたlike乞食でもない。
基本的に反応を待っていないのだ。
だが、それなりにやっているとこういう事もある。
大好きな作品である「最狂超プロレスファン烈伝」の作者にフォローされたんだから
そりゃあ、嬉しいに決まってる。

「〜烈伝」はプロレスファンの登場人物たちが、自分の好きをぶつけ合う物語だが
おそらくこの作品が、今であれば「球場ラヴァーズ」等に通じる「ファン漫画」
の開祖ではないのか?
「〜ラバーズ」との大きな差異は、ギャグ漫画である事。
だからこそ、ストーりー漫画である「〜ラヴァーズ」のような
登場人物のバックボーンが描かれない。
だからこそ、作品にはスッと入れるしスッと出ていける。
同じ漫画でも、そのフィールドが違うので「〜烈伝」と「〜ラヴァーズ」に
優劣はない。

90年代のプロレスはゴールデンタイムから追われたものの、そのマイナーパワーで
隆盛を誇っていた。
なにせ男女合わせて30以上の団体があったのだ。

自分が見て来た90年代のプロレスがこの作品には詰まっていて、ここに出てくる連中ほどでは
ないとしても、試合後にプロレス談議で熱くなり終電を逃すとかは普通にあった事である。
この作品は大げさではなく、この時代のプロレスの動きがパッケージされた歴史書でもあるのだ。
プロレスの歴史は、選手や団体だけではなくファンダムが大きく動かしていたのだから。

プロレス、わからないよ。
と言う人もいるだろう、この漫画を読みながら「プロレス」を「自分の熱いもの」に代入して
読んでみると良い。
必ず共感できる、そしてこの作品の奥深さにおののく事が出来る